健康診断で異常を指摘された方へ

Abnormality

受診について

健康診断で「要経過観察・要検査」となった際、自覚症状がなくても早期受診が重要です 。当院では、詳細な血液検査やエコー検査など、一歩踏み込んだ精密検査が可能です。
数値の背景にあるリスクを読み解き、生活習慣の改善から専門的治療まで、お一人おひとりに最適なサポートを提案いたします 。

受診の際はご予約の上、過去の健康診断の結果も含めてご持参いただくと、経過がわかり、過去との比較もしやすくなります。

予約について

健康診断で異常を指摘された方へ

健康診断で「異常」と出ると不安になりますが、大切なのは早期発見と 適切な対処です。 できじまクリニックでは、結果の解説から精密検査まで丁寧に対応します。不安を放置せず、お気軽にご相談ください。

血圧の異常

高血圧は適切に治療しないと、動脈硬化を進行させて脳梗塞や心筋梗塞、腎不全など命に関わる合併症を招きやすくなります。
当院では健康診断の結果を基に、患者様一人ひとりに適切な治療方針をご提案させていただきます。
血圧の異常に気づいたら早めにご相談ください。

血圧の数値 管理目標値
血圧 家庭血圧 125/75mmHg未満

脂質(コレステロール)の異常

脂質異常を放置すると動脈硬化が進行し、脳梗塞や心筋梗塞など命を脅かす合併症を起こしやすくなります。

脂質の主な指標 管理目標値
LDLコレステロール(悪玉) 120 mg/dL未満
HDLコレステロール(善玉) 40 ㎎/dl以上
中性脂肪(TG) 150 mg/dL未満

※年齢や合併症、生活習慣などのリスクに応じて目標値は変化します

喫煙習慣のある方、血圧が高い方、血糖値が高い方(糖尿病予備軍の方)は特に注意が必要です。
これらの条件が重なると血管がダメージを受けやすくなるだけでなく、ドロドロになった血液が高い圧力で流れることになるため、合併症を起こすリスクがより高くなってしまいます。
動脈硬化は自覚症状がないまま進行してしまうため、健康診断で脂質異常と指摘されたら早めに受診しましょう。
生活習慣の改善アドバイスも行っておりますのでまずはご相談ください。

糖代謝の異常

糖代謝の異常を放置すると失明したり、腎障害を起こして透析が必要になったり、脳梗塞や心筋梗塞などの重篤な合併症を招きやすくなります。これらの症状は自覚症状がないまま進行してしまいますが、適切に治療することで進行を抑えることも可能です。
糖代謝異常と指摘されたら、自覚症状がなくても早めに治療することをおすすめします。生活習慣の見直しのご相談も承っておりますのでお気軽にお問い合わせください。

糖代謝の主な指標 管理目標値
空腹時血糖 100㎎/dl未満
HbA1c 6.0%未満

※年齢や合併症、生活習慣などのリスクに応じて目標値は変化します

肝機能の異常(肝機能障害)

肝臓は「沈黙の臓器」と呼ばれ、異常があっても自覚症状が出にくいのが特徴です。放置すると慢性肝炎から肝硬変、さらには肝臓がんへと進行し、取り返しのつかない状態に陥るリスクがあります。

肝機能の主な指標 管理目標値
AST(GOT) 30U/L以下
ALT(GPT) 30U/L以下
γ-GTP 50U/L以下

肝機能障害の主な原因

肝疾患 原因
脂肪肝 肥満や糖尿病、飲酒に関連して肝臓に脂肪が蓄積
ウイルス性肝炎 B型肝炎やC型肝炎などのウイルス感染
自己免疫性肝炎 自己免疫の異常により肝臓が炎症を起こす
薬物性肝障害 一部の薬剤が肝臓にダメージを与える

お酒を飲まない方や自覚症状がない方でも、肥満や代謝異常による「脂肪肝」のリスクがあります。放置すると肝硬変や肝臓がんへ進行する恐れがあるため、数値の異常を後回しにせず、当院のエコー検査等で詳しく原因を調べましょう。不安な点があればお気軽にご相談ください。

血液の異常(貧血・赤血球・白血球・血小板の異常)

赤血球や白血球、血小板など血液検査の数値は全身の健康状態を知るために欠かせないものです。血液の異常を早期に発見して原因を特定し、適切な治療を行うことで健康を守ることができます。健康診断で血液の異常を指摘された場合には、そのまま放置せず早めに受診しましょう。

貧血

貧血の主な指標 管理目標値
ヘモグロビン(Hb) 男性 13.7~16.8 g/dL
ヘモグロビン(Hb) 女性 11.6~14.8g/d

貧血は血液中のヘモグロビンが減り、全身が酸素不足になる状態です。放置すると動悸や強い倦怠感を招くため、検査で鉄分量や蓄え(フェリチン)を確認し、原因を特定することが重要です。
治療は女性の場合は主に鉄剤の内服になることが多いですが、婦人科疾患などの隠れた病気の可能性も考慮されるため、数値に異常があれば早めに受診しましょう。できじまクリニックでは数値や経過によってエコー検査を追加 して確認しており、検査結果に応じて専門医に紹介することもあります。

貧血以外の血球異常

白血球や血小板などの数値が基準を外れる「血球異常」は、体内の免疫や止血機能に異変が起きているサインです。放置すると、抵抗力が落ちて感染症にかかりやすくなったり、出血が止まりにくくなったりする恐れがあります。

血球の主な指標 管理目標値
白血球数 3100~8400/μL
血小板数 15万〜40万/μL

血球異常の主な原因

血球異常 主な原因
白血球数の増加 感染症、炎症、ストレス、白血病など
白血球数の減少 ウイルス感染、免疫疾患、薬剤の副作用など
血小板数の増加 慢性炎症、鉄欠乏症、骨髄増殖性疾患など
血小板数の減少 血小板減少性紫斑病、肝障害、薬剤性など

できじまクリニックでは、健診で血液の数値異常が見つかった際の精密検査を行っています。生活習慣の改善や投薬治療に加え、必要に応じて血液内科専門医と迅速に連携する体制を整えています。血液の異常は自覚症状が乏しいため、数値を軽視せず早めにご相談ください。

尿・尿酸の異常

尿・尿酸の異常を放置すると、自覚症状がないまま腎機能が低下して慢性腎臓病を招く恐れがあります。また、結石や膀胱がんなどの疾患が隠れている場合もあるため注意が必要です。人工透析が必要になったり、命に危険が及んだりすることもあるため早めの受診をおすすめします。

尿検査の主な指標 管理目標値
尿潜血 (‐)
尿蛋白 (‐)

尿潜血陽性の場合

可能性のある疾患 主な原因
生理的血尿 一過性の血尿で、健康状態に問題がなくてもみられることがあります。
尿路感染症 尿道や膀胱など尿の通り道が細菌に感染すると出血することがあります。
腎炎 腎臓が炎症を起こすと、尿中に血液が混ざることがあります。
尿路結石 尿の通り道にできた結石が、尿管などを傷つけ出血することがあります。

自覚症状がなく目には見えないわずかな出血でも、腎炎やがんなどの病気が隠れているおそれがあります。健康を守るためにも尿沈渣検査やエコー、顕微鏡検査などを行って原因を特定し、適切に対処することが大切です。

尿蛋白陽性の場合

可能性のある疾患 主な原因
生理的蛋白尿 一時的に尿中に蛋白が含まれるもので、健康状態に問題がなくてもみられることがあります。
糖尿病性腎症 糖尿病によって腎機能が低下すると、尿中に蛋白が含まれるようになります。
腎炎 何らかの原因によって腎臓に炎症が起こると、尿中に蛋白が漏出します。
ネフローゼ症候群 腎臓のフィルター機能が正常に働かなくなると、大量の蛋白が尿中に漏れ出します。

尿蛋白検査は腎機能の状態を知る大切なものです。腎機能の低下を改善して慢性腎不全に進行するのを抑えるためにも、適切な治療を行いましょう。

腎機能の異常

腎機能が低下すると体内の老廃物や余分な水分が排出できなくなり、全身にさまざまな悪影響を及ぼします。腎臓は「沈黙の臓器」と呼ばれるほど自覚症状が現れにくいため、気付かぬまま進行することが少なくありません。腎不全や重篤な合併症を防ぐためにも、異常が見つかったら速やかに受診しましょう。
経過観察となった場合には血液検査や尿検査を定期的に行い、迅速に対処することが大切です。

腎機能の主な指標 管理目標値
血清クレアチニン 男性 0.65~1.07/μL
血清クレアチニン 女性 0.46~0.79/μL
eGFR(推算糸球体濾過量) 60以上

尿酸の異常

体内の尿酸が増えすぎて高尿酸血症になると、痛風や腎結石、腎機能障害などを招きやすくなります。血液検査と合わせて尿検査や超音波検査などを行い、適切に対処することが大切です。生活習慣病とも関わりが深いため、生活習慣の見直しも検討します。

尿酸の主な指標 管理目標値
血清尿酸値 6.0mg/dL以下

※年齢や合併症、生活習慣などのリスクに応じて目標値は変化します

レントゲンの異常

レントゲン(胸部エックス線検査)で影が見つかった場合、できじまクリニックでは胸部CT検査を用いてより詳細な検査を行うことが可能です。
肺がん、肺炎、肺気腫などを早期に見つけることが出来ますのでまずはご相談ください。

甲状腺の異常

甲状腺の異常を放置すると、全身の代謝バランスが崩れ、日常生活に支障をきたす深刻な合併症を招く恐れがあります。
健診の診察で「甲状腺腫大の疑い」と指摘されることがあります。自覚症状がない場合でも、ホルモン値の異常やエコーでの異常がないかどうかを確認することをお勧めします。できじまクリニックでは、結果を踏まえて、お一人おひとりに最適なケアをご提案します。

可能性のある疾患

可能性のある疾患 主な原因
バセドウ病 自己免疫疾患の一つで、甲状腺ホルモンが過剰に分泌される病気です。
無痛性甲状腺炎 /亜急性甲状腺炎 甲状腺が壊れて、甲状腺ホルモンが血液中に漏れ出す病気です。痛みの生じない無痛性甲状腺炎と、甲状腺に痛みが生じる亜急性甲状腺炎があります。
甲状腺機能低下症 甲状腺ホルモンの分泌量が不足して、全身の代謝が低下する病気です。

心電図異常・心雑音

心電図異常は、心臓の電気信号の乱れや波形の変化を指し、不整脈や心筋虚血、心肥大などが疑われる状態です。放置すると心不全や脳梗塞、突然 死のリスクに繋がることもあるため、二次検査での原因特定が重要です。

不整脈の所見

不整脈とは心臓の拍動リズムが乱れた状態のことで、たくさんの種類があります。心房細動(心房が不規則に細かく震えて脈が乱れる)と期外収縮(正常な拍動リズムと異なるタイミングで心臓が収縮する)は健康診断で発見されることの多い不整脈です。

心筋虚血を疑う所見:ST変化・T波異常など

心筋虚血とは、心臓の筋肉に十分な血液が行き渡らない状態のことです。主な疾患には狭心症や心筋梗塞などがあり、胸痛や胸の圧迫感、息切れなどの症状が現れます。

伝導障害:右脚ブロック・左脚ブロック・房室ブロックなど

伝導障害とは、心臓の電気信号が正常に伝わらない状態のことです。右脚ブロックや房室ブロックなどがあり、進行すると脈が遅くなってめまいや息切れ、失神などを起こす恐れがあります。

心雑音

心雑音とは、通常であれば聞こえないはずの音が心臓から聞こえる状態のことをいいます。自覚症状がないからといって放置すると、心疾患を見逃して悪化させる恐れがあります。心エコー検査などを行い、原因を特定して適切に対処することが大切です。

心雑音の種類 主な原因
生理的心雑音(機能性心雑音) 心臓に問題がなくても、妊婦や発育期の子ども、運動後などには心雑音が聞こえることがあります。
器質的心雑音 心筋症、心臓弁膜症(僧帽弁閉鎖不全症、大動脈弁狭窄症など)、先天性心疾患(心室中隔欠損症、動脈管開存症など)など心臓に異常がある場合、心雑音が現れることがあります。

心雑音自体は、色々な原因で聴取されます。心雑音=重大な病気を意味するわけではありません。ただし、以下のような症状がある場合は注意が必要です。

①息切れ・息苦しさ ②動悸 ③足のむくみ

できじまクリニックでは、心エコーや心電図検査を用いて心雑音の原因を特定し、最適な治療を提案します。生理 的な心雑音には丁寧な説明で不安を解消し、異常がある場合は薬物療法や生活習慣の改善指導を行います。高度な 検査が必要な際は専門病院への紹介も可能です。

心臓や血管の疾患は、早期発見・治療によって発症リスクを低下させることができます。

心電図異常が指摘された場合、不安をそのままにせず、当院にご相談ください。丁寧に対応し、患者様の健康をサポートいたします。

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